EXILE・TETSUYAが指南 パリ五輪新種目ブレイキンの楽しみ方 「“即興でバトル”が醍醐味」

公開日: 更新日:

DJの選曲には懐かしい曲も

 ──ブレイキンはDJの存在も大きい。

「DJが五輪のドアタマに何をかけるのか、選曲はめちゃくちゃ楽しみです。このプレーが世界の基準になりますから。世界中の幅広い年齢層にクールだと思ってもらうには、懐かしい曲も入るはずなので、中高年の人が懐かしいと思う曲もかなりあるんじゃないでしょうか。僕としては、RUN DMCとか80年代の王道の曲をかけて欲しいと思ったり、開会式に登場したレディー・ガガの曲をリミックスするとか、DJもテクニックを駆使して楽しませてくれると思います」

 ──ブレイキンはDJの音楽に即興でダンスを披露する競技だ。

「“振り付け”じゃなくて、“即興でバトル”をするのが一番の醍醐味ですね。即興だけに、一瞬のダンスに曲をどれだけ聴いて踊りこなしてきたかが表れます。曲を知っていればテクニックのハメどころを待てるので、見せ場を考えた構成ができるのです」

 ──バトルはどこが見どころなのか。

「先攻のテクニックをマネてあおったり、バトルならではの駆け引き、さらに曲もリンクさせ、自分の得意技も入れる。そんな中で本人たちもビックリするような凄いダンスが生まれる瞬間があります。そういう大舞台で自分の持ち味以上のパフォーマンスを見せることができる一流選手ばかりが集まっていますから、何が出るか楽しみです」

 ──最後に五輪ブレイキンについて一言。

「日本の選手がメダルに近いところにいるので期待値は大きいですし、東京五輪でスケボーが新種目になったときのあのワクワク感で楽しんでみていただけたらと思います」

  ◇  ◇  ◇

 パリ五輪に採用されたブレイキンについて、元スピードスケート女子の岡崎朋美が語る記事はコチラ! ●関連記事【もっと読む】パリ五輪の新種目「ブレイキン」が示す新しいスポーツの形…では、同種目が巻き起こす新たな旋風について伝えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  4. 9

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  5. 10

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育