大原麗子「〈常在戦場〉の女優論」(1)根深かった父親との確執
大原麗子(本名同じ、のちに飯塚麗子)は一九七〇年代から八〇年代にかけ、日本の国民的女優のひとりだった。
──すこし愛して、
ながーく愛して──
七七年から十三年間続いたこのサントリーウイスキーのテレビCMは、全国の老若男女に麗子の愛らしい若妻イメージを…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,145文字/全文2,285文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】