氷川きよし再始動でも囁かれる“ファン離れ”…救いは「信仰」で結ばれた仲間からの強力支援

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 独立、活動再開に関してメディア露出が少なかった理由として、老舗事務所からの独立が指摘されている。だが、人気の陰りに関してはもっと根が深いというのだ。

■ファンの高齢化とイメチェンがチケット販売に影響か…

「ファンの高齢化とイメチェンが大きいと言われています。デビュー以来、氷川を熱烈に応援してきたのは、氷川の祖母や母親世代です。その多くは下は70代、上は亡くなられている方も多い。会場に足を運びたくても、酷暑の中、それも叶わないと言います。さらに、近年、氷川に見られる変化も影響しているようです。氷川は近年“Kiina”という愛称を用い、性別にこだわらない装いでイメチェンし、音楽性も変わってきています。Kiinaへのイメチェンは応援するものの、古参ファンは氷川に孫や息子を投影しているだけに、本来望むのは従来の路線だと言います」(週刊誌記者)

 デビュー曲の「箱根八里の半次郎」や「きよしのズンドコ節」、「股旅演歌」などで、熱烈なファンを増やしてきた氷川。だが、今回のコンサートでもクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を披露するなど、ポップス、ロック、シャンソンとジャンルを広げる一方で、演歌路線を遠ざけている印象が強い。

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