そんなに女性天皇がいやなのか…最近の雅子皇后いじめの裏にあるもの
先の英国訪問の際にも出発が10分遅れ、帰国後、上皇夫妻に帰国の挨拶に向かう時も5分ほど遅れ、那須へ向かう日も皇居からの出発時間が20分ほど遅れたと、小姑のごとく言い募る。いいじゃないか10分20分遅れたってと、私は思うのだが。
女性セブン(9月12日号)も「雅子さま緊迫引きこもり静養深刻急変」、女性自身(9月17日号)でもほぼ同趣旨の内容を報じている。
雅子皇后の「適応障害」という病は全快が難しいようである。このところ、海外訪問を含めて、重要行事には天皇と一緒に出席して、にこやかな笑顔ではつらつとこなしているようにみえていたのだが。
しかし、なぜここへきて週刊誌が示し合わせたように雅子皇后バッシングとも思える報道を始めたのだろうか。彼女が病を発症したのは、皇室という未知の世界に入ってからすぐに、宮内庁をはじめとする周囲の「お世継ぎを産め」という強烈なプレッシャーのためだった。2001年12月に愛子さんが誕生してからも、宮内庁は「男の子でなくては」と雅子さんを追い詰め、心身ともに傷つき、病んでしまったのである。