著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

いつだって自然体 西田尚美は「石橋は叩く前に渡ってしまう」がモットー

公開日: 更新日:

 バイト感覚でモデルを始め、そのマネジャーに勧められるまま、ドラマのオーディションに参加。1993年の「オレたちのオーレ!」(TBS系)で、いきなりヒロイン役として役者デビューを果たした。

 以降、「カッコいい役しかやらないとか、きれいな役しか嫌だとか、自分の中で線を引かなかった」(同前)と役柄にこだわらず出演しキャリアを重ねた。その中に「LIFE!」もあったのだ。

 さすがにコントは「自分にできるのだろうか」と不安もあったが、内村が監督した映画に出演経験があったことも後押しした。だから短編ドラマに出演している感覚で笑いを取ろうというような意識はない。共演者からは「何も考えてないでしょう?」と言われてしまうが、実際、あえてそうしている。

「気負いは持たないように気をつけています。私ね、気持ちを入れ込んだ途端空回りをするんですよ、間違いなく。まったく面白くなくなるのが、目に見えるんです。力が入ると空回りするタイプなんですね。これは経験から断言できます(笑)」(ニューヨーカー「NEWYORKER MAGAZINE」14年6月25日)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動