趣里の演技に共感できるのは…“天才ゆえに孤独を抱える主人公”を巧みに表現できるから
「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系)
10月14日放送開始の「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時~)の主演は、朝ドラでも活躍した趣里。ゲーム感覚で法廷に立つ、怪物新人弁護士を演じる。
1990年9月21日生まれ、東京都出身。バレリーナを目指してイギリスに留学していたが、ケガにより帰国。演技スクールに通って俳優という新しい夢を見つけて、オーディションで選ばれ2011年に「3年B組金八先生ファイナル」(TBS系)でデビューした。その後も個性的な存在感がある女優として活躍。23年度後期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロイン役をオーディションで勝ち取り、注目を集めた。今夏は「ブラックペアン シーズン2」(TBS系)にシーズン1に続いて出演した(今回は特別出演)。
「ブラックペアン」で演じた猫田麻里は、シーズン2の途中で医師免許を取得する、無表情な元看護師だった。彼女が医師になって海外に渡る第6話の放送後には、さっそく公式サイトの登場人物紹介が「医師」に書き換えられていた。
趣里は、「ブラックペアン」の猫田もそうだったが、クールな孤高の女性役を得意としていて、孤独が似合う女優だ。