橋幸夫は芸能活動を"続行"宣言 芸能人の「認知症」がオープンになった背景と活躍の場
「女優の朝丘雪路さん(享年82)はアルツハイマー型認知症で亡くなったことを家族が公表。タレントのエスパー伊東さん(享年63)が若年性認知症を患っていたことは芸人仲間が伝えていました。かつては、認知症の公表はタブー視されていました。タレントの現役時代を知るファンや視聴者を考えるとイメージを崩しかねないからですが、『人生100年時代』が謳われ始めたこの5~10年くらいは、認知症自体が身近な病気になった。ファンの間にも当事者が増えていることから、現役で表舞台に出る姿が励みになるという声もありますし、公表しやすくなりました」(芸能リポーター)
蛭子や山本のように「軽度」のタイミングで公表し、認知症と付き合いながら活動をするケースは今後も増えるとみられる。
「社会問題にもなっている認知症という当事者の多い病気は、オープンにすることで共感や応援も得られやすい。最近は、認知症を患う家族の介護を公表するタレントも増えていますが、医療関係や保険会社などCMや講演会、イベント登壇など需要も大きい」(広告代理店関係者)
橋は21日、神奈川・小田原三の丸ホールで開催された「夢グループ」の20周年記念コンサートに登場し、ソロ歌唱もした。認知症の芸能人の活躍も当たり前の時代になってきた。
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