壇蜜&森高千里 ヒットの共通項は“自己プロデュース力”
「へえ~、やっぱり売れる人は違う」
営業下手で悩んでいる人に聞かせたかったのが28日、音楽番組「LIVE MONSTER」(日本テレビ系)に出演した森高千里(45)の言葉だ。森高といえば「ミニスカ」「パンチラ」が代名詞。まだ二十歳そこそこの頃だから「どうせ事務所の振り付けだろう」と思っていたら、なんと自分で考案したのだという。番組中でこう言った。
「どういうふうに私を知ってもらおうかと考えて、一番わかりやすいところで見た目。衣装も派手に私らしさを出していこうと思いました。(パンチラ演出も)もういっちゃえ~みたいな感じで」
この自己プロデュース力はさすがだが、そういえば似たような話を言っていたのが壇蜜(33)だ。あるインタビューでこんなことを――。
「教員免許も持っていたし、葬儀の専門学校にも通ってましたが、ある時、自分の恩師があっけなく亡くなったんです。それで死生観が変わった。人の死もエロスも普通は伏せたがる部分。そういうタブーに触れたいという気持ちが強くて、この世界に入りました。芸名の“壇蜜”も仏教用語から自分で考えたんです」
壇蜜の名言となった「ライバルはTENGA」も「ハァハァしてる?」も自分で考えたという。
いくら頑張っても全然芽が出ない芸能人はこの2人の言葉を肝に銘じるといい。