太田光が松本人志「文春5億円訴訟」に持論展開も…芸能界ハラスメント調査から見える闇

公開日: 更新日:

《そうだよね。今さら感がぬぐえない》《太田さんの言う通りで、売らんがなための週刊誌に乗る必要ないよ》といった意見が出た一方、《事実であれば犯罪でしょ。何年経ったって。ようやく今、勇気を出して告発したんだよ》《仮に自分や自分の子どもが性被害にあったらずっと忘れない。何年経っても。こてんぱんにやっけたい》などと反論する声も。

■ハラスメントを「相談しなかった」との回答の方が「相談した」よりも多い

 太田が何を論拠に「犯罪者として告発しているわけではない」「立ち直れないほどの打撃を与えているわけじゃない」と断言し、「週刊文春の意向」と「彼女たちの本音」、「みんなが話しているテーマがずれている」と考えているのかは分からない。

 ただ、記事を読む限り、女性らが訴えていたのは、自身に起きた経験を踏まえ、芸能界で長年見過ごされてきた「悪しき慣習」を止めさせたいという思いではないのだろうか。それは松本だけではなく、芸能界そのものに自浄作用を求めているのだ。

 実際、一般社団法人「日本芸能従事者協会」が俳優やモデル、美術・音楽家、映画製作スタッフら文化芸術分野で働く人たちを対象にアンケート調査した「文化芸術メディア・芸能従事者ハラスメント実態調査アンケート2022」からは、今の芸能界が抱える闇がよく分かる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」