皮膚の新陳代謝が10倍に 乾癬新薬「セクキヌマブ」の実力

公開日: 更新日:

 来年以降、今回の新薬のセクキヌマブと同様の「乾癬に特化した薬」が続々と登場する予定だが、専門家はやはり「安全性が上回り効果は同等、あるいは安全性も効果も同等だろう」という見方をしている。

 江藤副院長が何より強調するのは「早期発見、早期治療」だ。

「皮膚に発疹が出て、かさかさ赤くなり、皮がむけてきたら、湿疹やかぶれだと思わず、すぐに皮膚科専門医を受診してください」

 皮膚科を標榜していても、専門医でなければ脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎と誤診されることもある。くれぐれも「専門医」を。

▽新薬が適用になるのは?
 新薬セクキヌマブは、従来の尋常性乾癬に対する生物学的製剤と同じく、ほかの治療が副作用などで使用できない場合に使われる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に