熱中症と症状重なり勘違い 「夏の低血糖」はこんなに怖い

公開日: 更新日:

 暑さで日中に疲労感やめまいを覚えた糖尿病患者が、夜になっても食欲がないからとほとんど食事を取らないまま薬を飲み、そのままベッドに入った。その結果、就寝中に夜間低血糖を起こし、朝になって昏睡状態で発見されたケースもある。

「糖尿病で投薬治療をしている患者さんは、低血糖を起こすと熱中症と同じような症状が表れるということを覚えておく必要があります。そうした症状があるときは、熱中症だけでなく、低血糖も疑った方がいい。症状が軽い場合は、ひとまず糖分が含まれた飲み物を補給して改善するかどうかを確認し、医師に相談してください」

 夏場、体調に異変を感じたら、熱中症を疑うべきなのは間違いない。それと同時に、低血糖の可能性があることも肝に銘じておきたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”