自然な歩行も可能に 「義肢」の性能はここまで進化した

公開日: 更新日:

「義肢は歩きやすさ、軽さ、コントロールのしやすさを重視しますが、そうした目標を掲げると、素材がカーボン、チタン、アルミ合金などになって価格が上がってしまいます。逆に価格が安いのは、素材が鉄やステンレスということになるでしょうか」(臼井室長)

 義肢の性能もどんどん進化している。近年はドイツなど外国製品が先んじているが、メカトロニクスを内蔵させ、人間の神経をコンピューターで制御する義肢もある。

「残された足からは汗が流れ、微弱の電気を発信しています。専門用語でこれを『筋電』といいます。この筋電をコンピューターで読み取ることで、義肢が人間の足に極めて近い歩き方をするタイプも登場しています。昔はこの機器が大きくて重く、女性には大変でした。今後の課題としては、この精密機器をどこまで小さくできるかですね」(臼井室長)

 ただ、義肢が完成してもそれで終わりではない。義肢を装具して、ハードなリハビリが必要だ。そして義肢の専門家が整備を何度も繰り返しながら、できる限り利用者の満足度を高めていく。

 義肢の製作は「障害者総合支援法」により、利用者は通常、費用負担が軽減される。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる