連休で寝つきが悪いなら 時差ボケ解消に朝活のススメ
「朝起きて朝日を浴びると、25時間周期の体内時計がリセットされ、1時間のズレが補正されるほか、メラトニンの分泌が抑制されます。その一方で、抗ストレスホルモンのコルチゾールの分泌が高まって、目が覚める。朝日を浴びてから、15~16時間後にメラトニンが再び分泌され始め、体に夜を告げ、その分泌が十分高まると眠くなるのです。だから、朝が大切なのです」
ママに叩き起こされたのび太くんは、目をこすりながら朝食を取り、小学校へ。眠くても決まった時刻に起きて、外に出る。
このごく当たり前の朝の行動が、時差ボケ解消のカギなのだ。
「朝起きても、部屋の中でゆっくりと朝食を取っていると、朝日を浴びません。それで、昼頃外出しても、体内時計がリセットされず、メラトニンの分泌リズムも崩れるので、夜眠れなくなる。家にいても、ベランダの植物に水をやったり、朝食を取るときは窓際でカーテンをあけたりして、10時までに朝日を浴びるのが一番です」
■ベストな食事は焼き魚と納豆、味噌汁の和定食