自らの特性に向き合う「発達障害」は自己理解のツールだ
「大人の発達障害者はその特性を持て余しており、非常に困っています。でも、私は発達障害という自己理解のツールを手に入れたことで、だいぶ楽になりました。今は前よりはかなり前向きな気持ちで、仕事をすることができています」
自らの特性に向き合い、得意な能力を生かして働き続けている一色さんのストーリーは、発達障害の傾向があることで悩んでいる小さい子供とその親たちにも、大いに参考になるのではないだろうか。
(おわり)