スマホで角膜損傷トラブル 目が電子レンジで焦げた状態に
①角膜を修復する作用のあるビタミンA入りの点眼薬をさす
②スマホやパソコンを見続けない。1時間ごとに休息し、意識してまばたきの回数を増やす
③軽い運動や体操をする
④ホットアイマスクなどで目の周りを温め、涙液の蒸発を防ぐ油層を産出する「マイボーム腺」の詰まりをとる
などがお勧めだ。
治療としては、点眼薬、保護用メガネ、涙の“流れ口”に栓をする涙点プラグなどがあるが、自費になるものの、もっと積極的な治療法もある。
専用機器でまぶたに熱と圧力をかけ、マイボーム腺に詰まった汚れや角質を取り除く「リピフロー」、フラッシュを照射してマイボーム腺を刺激し、油脂の分泌を促進する「イーアイ」だ。
「いずれも日本では機械が認可されておらず、行っている医療機関は少ないですが、海外では普通に行われています」
白内障手術やレーシック(屈折矯正手術のひとつ)はドライアイのリスクを高める。特にレーシック手術は、角膜を切るため確実にドライアイになる。事前にドライアイの治療をする、ドライアイになりにくい屈折矯正手術を選ぶ、などの対策を講じた方がいい。