夏マスクで鼻ニキビを作らない方法 皮膚科専門医が伝授
マスクの手持ちに余裕があるなら、1日数回取り換えると、マスク内の清潔状態が保てるという。
夏マスクは、特に満員電車の中などで着用し続けると、蒸れることは避けられない。ニキビに直結する蒸れ防止には、「時々、人のいない場所では、タイミングを見てマスクを外すことも必要です」
角田医師は東京医科歯科大学医学部卒業後、皮膚科医を目指して順天堂大皮膚科学教室に入局。ここで13年ほど過ごした後、民間の美容皮膚科でも研鑽を積み、2009年に開院した。
美容皮膚科のキャリアも踏まえて、今度は洗顔のコツを伝授してもらう。
「洗顔は、たくさんの泡でとにかく優しく、洗いましょう。摩擦を起こす洗顔ブラシなどは使わず、手でたくさんの泡を動かして、汚れを浮かせるのがコツです」
洗顔料は、「ノンコメドジェニックテスト済みの製品」がいいそうだ。コメドとは白ニキビの原因になる、毛穴に皮脂や角質が詰まってふくらむ状態をいう。
テスト済みの商品なら、「ノンコメド」ということで、ニキビの元になるコメドの発生抑制が期待できる。このことは女性には周知されているかもしれないが、慣れない男性も商品選びの際にテスト済みか否か、パッケージなどをチェックしてみよう。