コロナ感染の危険大?西海岸の山火事でリスク増す呼吸器疾患
また、PM2・5を吸い込むとインフルエンザにかかるリスクが高まることも分かっています。さらに大気汚染とコロナ感染の因果関係も調査で明らかになりつつあり、今後、山火事が収まっても、冬に向けてこうした煙を吸った市民がコロナのリスクにさらされる懸念が生まれています。
この煙は先週、米大陸の上空を横断して東海岸のニューヨークへ到達。晴れているのにかすみがかかったような天候が続きました。しかし、この煙は地上から5~6キロ離れた上空にあるため、ニューヨーカーの健康に大きな影響はないとのことです。
ところで、こうした山火事が激増する原因が地球温暖化にあるというのは、科学者らにより定説になっていますが、温暖化を認めないトランプ大統領と共和党は今回も否定しています。環境問題が大統領選の争点として改めてクローズアップされていることも見逃せません。