人前で文字がうまく書けない…そんな手の「ふるえ」は治る

公開日: 更新日:

 しかし前述の通り、ふるえが適切な治療に結びついていない人は珍しくない。

「ふるえを『病気』と思わず、病院に行かない人が少なくない。特に本態性振戦は家族性のものが多く、『家族もふるえがあるから(病気ではない)』と考えてしまいがちです」(望月教授=以下同)

 前述したようにふるえにはさまざまな原因がある。脳卒中の症状だった場合、対処が遅れれば命に関わる。

 かつては改善しにくかったタイプのふるえも、今は違う場合がある。適切な治療に結びつけるために、知っておきたいことは次の内容だ。

■何科を受診?

「すべてのふるえは神経内科で診断できます」

 ところが、冒頭の調査では、ふるえで初めて受診した科で最も多かったのが内科だった。精神科、外科もあった。地方都市では神経内科が少ないかもしれないが、ふるえで悩んでいるなら、神経内科を受診した方がいい。


■どういったふるえが治療の対象?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はカネにも執着か…チーム力は度外視、4球団との面談で見えてきた"共通項”

  2. 2

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    巨人元バッテリーコーチがFA甲斐拓也獲得を悲観…「人的補償で未来の大切な戦力を失いかねない」

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    『光る君へ』ロスはまだまだ続く…柄本佑 “藤原道長”熱演の余韻で《いずれは大河の主役》の声も

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    中居正広“9000万円トラブル”報道の波紋…解決済みでテレビ出演続行、お咎めなしか?

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由