三菱が提供「高齢者向け見守りサービス」は生活状況をまとめて把握できる

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 このMelCareセンサーとは別に、ベッドセンサー(睡眠状態、心拍や呼吸を検知)、人感センサー(人の動きを検知)、ドアセンサー(ドアの開閉を検知)などを組み合わせて、生活リズムの見守りも含めてサービスを提供するという。 MelCareセンサーには、同社が開発した「Maisart(マイサート)」というAI技術が使われている。これは深層学習(ディープラーニング)の課題とされている「演算量」を削減(多いと機器に搭載できない)した、コンパクトなAIであることが特徴だという。

「これまで、さまざまな企業がヘルステック事業として、各企業別のサービスを提供してきて、複数の見守り項目をまとめて把握できるサービスがありませんでした。当社のサービスによって、その課題が解消できればと思っています」

 2030年までに累計3000施設への導入を目指しているという。

【連載】コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー

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