糖尿病が不安な人の正しい「靴」の選び方…足病変リスクを減らす新健康靴開発者に聞く
「佐賀大学のデータ解析で、足の小指側がケガをしやすいことがわかったからです」
また、足病変から逃れるには清潔な状態を保てるものであるべきだという。
「そのためアサヒフットケア(R)の中敷きはすぐに形崩れせず、通気性の高い制菌効果のある素材を採用。靴自体も丸洗いできるものにしています。また、靴の中は真っ白にして、出血がなくても小さな傷口から染み出した体液に気づけるようにしました。そうすることで、足の異変にいち早く気づけるようにしたのです」
一般的な靴の正しい選び方は、かかとが隙間なくフィットしている状態で、足の指先にゆとりがあるもの。また、かかとがしっかりした構造で、靴ひもや面ファスナーで足の甲の部分が固定されるなどだ。しかし、糖尿病の人はさらなるポイントがあることを覚えておこう。