ぎっくり腰を頻繁に経験…だましだましきたが力仕事が増えて悪化

公開日: 更新日:

 ぎっくり腰を起こす方はたいてい、普段から腰の筋肉が緊張しています。根本的な対策を講じるには、腰周辺の筋肉の緊張を解き、血行不良状態にならないようにすることが重要。腰周辺を柔軟にするストレッチや筋肉トレーニングが有効なのです。ただ、冒頭の男性の場合、心房細動を患っていて、運動もままならない状態で、ストレッチなどを十分に行えない。

 MRIで画像診断をすると、4カ所に椎間板変性が見られ、ひび割れが所見されました。そこで4カ所に特殊なジェルを椎間板に刺入するセルゲル法を実施しその日に帰宅していただきました。

 施術後は心臓のカテーテル手術を受け、ストレッチなどができるようになり、腰痛やしびれは少しずつ改善。1年が過ぎた頃には、起床時の違和感や痛みはなくなりました。ただ、日によってレベルは違いますが、足のしびれや足裏の違和感は残り、足を伸ばすストレッチを行うと腰が痛くなるといい、畑仕事の時に前かがみになると翌日にしびれが出現すると……。

 それでも毎日のストレッチで緩和する実感を持たれており、運動を少しずつ再開する予定とのことで、改めて専門の指導の下でのリハビリを強くお勧めしたのでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット