ケネディ氏が福祉保険省で大量解雇…専門家は「病気が広がる可能性」を指摘
またニューヨークタイムスは、メキシコとカナダ国境の衛生検査官が数百人解雇されたと伝えています。彼らは入国する病気の旅客を調査したり、動物に危険な病原体がいないかを検査するのが仕事です。これまで水際で抑えていた病気が入って来やすくなることが懸念されています。
一方でトランプ政権は、移民の強制送還の理由として、結核や麻疹などの病気を国内に持ち込むのを防ぐためとしています。これと検査官の解雇とは全く矛盾していると記事は指摘しています。
福祉保険省長官には先日ロバート・ケネディ・ジュニア氏が就任したばかり。彼のスローガンは「アメリカを再び健康な国に」ですが、むしろその目標は遠ざかるのではという批判が高まっています。