またまた誤報…緊急地震速報に使われた税金は一体いくら

公開日: 更新日:

気象庁では来年度までの5年間におよそ15億円を地震と津波の速報高度化などのために使っています。観測網からのデータ収集、解析、システム開発から運用まで全て含めた金額ですが、その一部が速報システムにも使われています」(気象庁地震火山部管理課)

 たしかに10年度に28%だった緊急地震速報の精度は15年度は86%までアップ。ところが16年度は77%にダウンした。いつまで経っても「誤報」はなくならないようだ。

 災害警報に“空振り”はつきもの。それを恐れすぎて大事な場面で警報を出さない“見逃し”は困りものだが、ミスを連発すれば、オオカミ少年のように警報そのものを誰も信じなくなる。

 スパコン詐欺師に100億円の資金を気前よくはずむくらいなら、安倍政権は緊急地震速報の精度向上にもっと予算をつけるべきではないのか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ