大岡玲
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大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【魂の糧】無頼派だが学究肌、活字に飢えた作家を虜にしたのは?

公開日: 更新日:

 小説家としての活動期間はわずか5年ほどだったが、隆慶一郎は20世紀後半の伝奇ロマン小説のジャンルに巨大な足跡を残した。

 本名の池田一朗名義では、三十数年にわたり映画やテレビの脚本家として活躍し、84年にようやく「週刊新潮」で「吉原御免状」の連載を開始するやいなや一躍注目…

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