16年前にアイオワ州を襲った巨大竜巻で失った写真が戻ってきた!と全米で話題
2008年5月、巨大竜巻が米アイオワ州パーカーズバーグを直撃し、死者9人、多数の家屋が壊滅的な被害を受けた。ある女性被災者の手元に、その時、行方が分からなくなった両親の結婚記念写真が約16年ぶりに戻ってきて話題になっている。
パーカーズバーグの市職員が先日、倉庫に収納されていた引き取り手の現れなかった竜巻被災者の所持品を整理していた時、1枚の古い結婚記念写真を見つけた。先月22日に、市のフェイスブックに掲載、事情を説明しつつ、「このご夫婦をご存じの方はいませんか?」と投稿したところ……。
なんとわずか15分後、市内に住むホープ・トムキンズさんという女性から「それ、私のおじいちゃんとおばあちゃんです」という書き込みが!
第2次世界大戦に従軍し、ノルマンディー上陸作戦にも参加したレイモンド・ランドールさんと妻のマキシーンさんと判明。写真は市から、夫妻の娘で、ホープさんの母親であるマーシャ・マルさんに手渡された。
マーシャさんにとっては唯一の両親の形見だったそうで、「もう永遠に失われたと思っていました」「父と母の思い出、家族みんなの思い出が戻ってきました」と地元メディアに喜びを語った。