銃を崇拝する「Qアノン教団」が日本にも…ラップ好きの“歌う教祖”は文鮮明氏の7男
亨進はラップ好きの“歌う教祖”でもある。銃弾を頭に巻き、マシンガンを片手に新型コロナウイルスのワクチンやLGBTを非難するミュージックビデオは、そこそこ出来がいいだけに始末が悪い。
■日本信者のラップは…
日本の信者たちはさすがに銃は持たず、活動は非暴力のデモや街宣が中心だ。首相官邸前、虎ノ門や新橋駅周辺で日の丸と星条旗を掲げる。その主張は、日本の首相支持、トランプ支持、反中国、反ワクチン、反LGBTなど、多岐にわたる。昨年の統一地方選で立候補した信者もいる。
ラップ好きの教祖に触発されたのか、日本の信者も昨年、自作の「救国救世ラップ」を街宣で発表。ユーチューブでも配信した。ところが、英語は全てカタカナ発音で、リズムもガタガタ。あまりの痛々しさに、ネット上で笑いものになった。
そのせいか、最近の街宣では封印されている。寂しい限りだ。(つづく)