「悠仁さまは東大に行かれた方が…」筑波大教授が懸念する2年前の“提携校進学制度”のいきさつ
だが、男子はお茶大付属高に進学できない。「もはや待ったなしとなり、制度を使って筑付高に入った。学習院の選択肢はなかった」(同)という。
■筑付高を不合格になった受験生の親が明かす複雑胸中
しかし、受験生やその保護者からすると、不公平感は否めない。悠仁さまが入学した一昨年、一般入試で筑付高を不合格になった受験生の母は「将来天皇になられる方だから多少の特別扱いはあって当然だが、みんながしのぎを削る入試でこうしたことがあってはならない」と不満を漏らす。もし悠仁さまが来年、筑波大に進学したら「この時のいきさつがいろいろ蒸し返される」と懸念するのは前出の教授だ。そこでキーパーソンとなるのが同大の永田恭介学長である。
「永田学長は提携校進学制度を主導した一人。悠仁さまが筑波大に入ってきたら、そのプロセスがいろいろ詮索されることになる」
永田氏が学長に就任したのは13年。任期は21年3月までだったが、学内規則を変更。学長任期の上限を撤廃し、続投していた。