シゴデキだけどなかなか厄介!? 頭のいい高学歴部下を持つメリットとデメリットよ
高学歴の部下を持つメリット
自分の部下を好きに選べるなら、どんな人がいいですか? 「ポンコツはイヤ! 高学歴で聡明な、シゴデキの部下が欲しい!」とみんなが願うのではないでしょうか。
しかし、高学歴の部下は頭がよくて仕事ができる一方で、なかなか厄介な面もある模様。今回は高学歴の部下を持つメリットとデメリットを紹介します。
まずは高学歴の部下を持つメリットからご紹介! 仕事の能力はピカイチ?
1. 仕事がデキる
高学歴の部下は、なんと言っても仕事がデキるのがいいところ!
偏差値の高い大学を卒業したということは、記憶力が良い・要領が良い・自分の中で噛み砕いて考えられる・知識量が豊富など、長けた能力を持っているということ。仕事を教えれば、すんなり理解してくれるでしょう。
また、仕事中も頭を使って動いてくれるので、一人前に育てるのにも手がかかりません。
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2. 鋭い意見を出してくれる
高学歴の部下は、会議中や企画の相談などで、鋭い意見を出してくれることも多いです。
「この企画を進めていくと、このような問題が出てきませんか?」「今話し合っている課題については、この部分を変えれば解決するのでは?」と、他のメンバーが気づかなかった着眼点とアイデアで仕事の質を上げてくれます。
高学歴の部下が1人いるだけで、安心感が桁違いにアップしますよね。
3. 1を聞いて10を知ってくれる
高学歴の部下だと、こちらが伝えたいことをすぐに察してくれるのもありがたい…!
1から10まで教えなくても、「つまり、目的はこういうことですよね?」「このタスクを進めた後は、◯◯をするという認識で合っていますか?」と先を読んで理解してくれるので、スムーズに仕事が進みます。
大枠を話すだけで理解してくれるって最高! 即戦力になる存在です。
高学歴の部下を持つデメリット
頼り甲斐のある高学歴な部下ですが、なかなか厄介な一面もあるのだとか…。ここでは、高学歴の部下を持つデメリットを紹介します。
1. 自信過剰な面がある
高学歴な人は、能力そしてIQが高い分、もちろんプライドも高いです。頭がいいことを自覚しているので、自信もあります。故に、指摘や注意、アドバイスをすると不機嫌に…。なったり反抗したりする人も。「上司よりも学歴が高い自分の方が正しいはずだ」と、反抗してくる人だって少なくありません。
社内でのいざこざならまだしも、取引先にまで「自分が間違えるはずない」と譲らなくて大モメ…なんて困った高学歴部下も。
2. 扱いが難しい
高学歴の部下は扱いが難しいという声もよく聞きます。勉強一筋だったせいで、コミュニケーション能力や共感力に欠ける人がいるようです。
職種にもよりますが、頭が良いだけでは「シゴデキ部下」にはなり得ません。座学で身につけられないコミュニケーション能力や人柄を磨くために、“遊び”を含めた人生経験を積んでもらうしかないかもしれませんね。
3. 上司としての自信を奪われる
高学歴の部下がいると学歴コンプレックスを拗らせてしまう上司もいるのだとか。自分より若い部下が自分より高学歴だという事実にプライドが傷つくのも、まあわからなくはないですよね。
学歴コンプレックスを拗らせていない人でも、聡明でしっかりしていて色々な意見を出してくれる部下を持つことで「私って、上司として意味ある?」なんて無力感に襲われて、自信を無くしてしまうケースもあるようです。
高学歴の部下は仕事はできるけど扱いにくい?
仕事で即戦力になってくれる高学歴の部下ですが、やはり扱いにくさも人一倍な模様。上司としては業務のフォローよりも、メンタルやコミュニケーションなどのフォローを心がける必要がありそうです。
良い関係性を築ければ、頼れる部下になることは間違いなしかも!?
(コクハク編集部)