男子バレー髙橋藍が復帰も油断禁物 パリ五輪金メダルへ絶対に負けられない初戦ドイツの不気味
1972年ミュンヘン大会以来の金メダル奪取へ、機運は高まっている。
日本時間27日に1次リーグ初戦のドイツ戦を迎えるバレーボール男子だ。
最新の世界ランキングは2位。最強チームとの呼び声が高く、去る20日には同1位のポーランドと強化試合を行い、3-2のフルセットの末に金星を挙げた。
メダル取りに向けて、大きな期待を寄せられているのが、攻守の要であり、ポーランド戦で左足首のケガから復帰した髙橋藍(22=サントリー)だ。
日本屈指のアウトサイドヒッター(OH)は約1カ月ぶりの実戦ながら、3本のサービスエースを含めて計20得点を挙げる活躍で、本番に向けて調子を上げている。
21年から今年5月までイタリア・セリエAでプレー。インスタグラムのフォロワーは、チームの顔である石川祐希(165万人)を上回る229万人。日本人と米国人のハーフである母の血を受け継いだルックスも相まって、アジア圏のみならず欧州圏のファンも少なくない。
「髙橋が本番に間に合ったのは大きなプラスですが……」と、放送関係者がこう続ける。