遊びと本気入り混じるマチアプで「奇跡の出会い」を狙うには? プロフの検索ワードが超重要
まずは真剣度が高いアプリを使うべき
結婚するカップルのうち、出会いのきっかけがマッチングアプリだという人は年々増加し、今や5組に1組がマチアプ婚なんて話もあるほどです。
その一方で、全然いい人に出会えないと困っている人も。運命の人を見つけるポイントは、実はとあるワードにあるのかもしれません。
【内藤みかのあたらしいのがお好き】
アプリで運命の相手を見つけたというアラフォーのK奈さんに話を聞いてみました。
「いい相手を見つけるためには、真剣度が高いアプリを使うべき」と最初にキッパリ。彼女は最初、友達作りのようなカジュアル系アプリを使って、痛い目に遭ったというのです。
K奈さんはメッセージで親しくなった同い年の男性と会ってみたら、かなり話も合うので、お付き合いすることに。しかしその後、彼が既婚者だと判明して破局、心が折れかけたと嘆きます。
規制がゆるいマッチングアプリだと、遊び目的のズルい男性が紛れ込んでいるリスクがあるのですね。K奈さんはその後、独身証明書や年収証明書の提出を義務付けているアプリに登録し直し、本気の婚活を始めました。
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カギはディープな検索ワードにあり
K奈さんはそこで、「まさかという出会いがあった」と言います。そのきっかけは検索ワード。プロフィールをワード検索できる機能があったのでフル活用することで運命のマッチングにつながったのです。
「私はちょっとマイナーなゲームにハマっているんです。なので、同じゲームをしている人がいないかな…と、ゲームタイトルで検索してみたら、ヒットしたんです」
K奈さんはびっくりしつつ、早速その男性とやり取りをスタートさせ、会ってみることに。
すると、初対面から一気に話が盛り上がり、その後はオンライン上でもお互いに一緒にゲームをする仲に。毎日ゲームをプレーしながら長時間のやり取りを繰り返すうちに、あっという間に恋人関係にまで発展したといいます。
好みが同じだといきなり盛り上がれる
マッチングアプリの発達により、マイナーな趣味を持つ男女の「奇跡の出会い」が生まれやすくなっています。
K奈さんのように、相当絞り込んだワードで検索をしたり、またはそのワードを自分のプロフィールに書いてみることで、「好みが同じ人がいるなんて!」という嬉しい出会いにつながるのです。
他にも、珍しい犬を飼っている女性が、その犬と一緒に映った画像をプロフィールに載せていたところ、「僕も同じ犬を飼ってます」というメッセージが届いたというエピソードもあります。
こちらもマイナーな犬つながりで交際に発展したそうです。
プロフィールをよりディープな絞り込んで
今までのマッチングアプリは、プロフィールに流行のテレビ番組や映画やアーティストの名前をあげて、より多くの人とのマッチングを目指していました。
しかし今どきはアプリユーザーがあまりにも大勢いるため、よりディープな趣味のプロフィールに変えて絞り込む方が、いい出会いに恵まれるようです。
…とはいえ、すべてにおいてマイナーなことを書くのはやりすぎなので、「このことだったら延々と語れる」という熱い思いがあるものを1つ、2つ書く程度でいいと思います。
音楽でも料理でもスポーツでもいいので、大好きなことを遠慮せず書いてみることです。
ニッチな趣味ほど出会いたくなる
自分が密かに応援しているマイナーなアーティストを、同じように好きな人がアプリのどこかにいるかも…と思うとワクワクしますし、仲良くなってぜひ一緒にライブに行ってみたいという未来の希望も生まれます。
マッチングアプリは、リアルに会うまでにはかなりの勇気が必要ですが、ニッチな趣味が一致していると、こんな相手はなかなかいないと感じて、自然と会いたい気持ちが湧いてくるのだとか。
奇跡の一致を楽しみに、プロフィールにマイナーな趣味を書いてみてはいかがでしょうか。
(内藤みか/作家)