福井県立図書館(福井市)緑の庭園や開放的な空間で読書が楽しめる
蔵書は約110万冊。県史、地域史、県内刊行雑誌などは約15万冊
蔵書は約110万冊。中でも充実しているのは郷土資料だ。
「福井県立図書館は昭和25年に開館しました。その年に、旧福井藩主松平家から、江戸時代に作成・使用された公文書類などを寄託していただき、松平文庫として、目録を作成するなど利用・保存に努めてきました。5年前からは、文書館で管理しています。図書館は、福井県や県内の市町など郷土に関する資料の収集に力を入れています。県史、地域史、県内刊行雑誌などが約15万冊あります」(高村さん)
閲覧室は水筒などのフタ付きの飲み物であればOK。その他の飲食はエントランスホールやカフェで可能だ。令和5年度の来館者は約50万人。晴れた日に「緑の庭園」で読書を楽しむもよし。車で10分ほどの場所には、一乗谷朝倉氏遺跡博物館や戦国時代の城下町を復元した遺跡が残されているし、車で30分ほど走れば曹洞宗の大本山である永平寺がある。
●住所 福井市下馬町51-11(℡0776・33・8860)
●開館時間 毎週月曜及び祝日の翌日を除く9~19時(土日祝は18時)
●アクセス JR福井駅西口から路線バスで12分。東口バスターミナルから1時間間隔の無料バスあり