純文学とポルノ小説を往来した宇能鴻一郎の生きざま
前回の福田和也と坪内祐三との共著『羊頭狗肉』(扶桑社)を繰っていたら、宇能についての絶好のネタが出て来た。さまざまな追悼文でも触れられないだろう。
「宇能さんには『切腹願望』って作品があって、セバスティアン・コンプレックスを持つ男について書いてるんだよ。それは、三島 (由…
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