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ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

高額療養費の限度額引き上げ問題は「金がない病人は勝手に死ねば」と言われているようなものだ!

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 子供の未来は大事だ。しかしそのために死と闘う病人が犠牲になるのか。彼らにも子供がある。その子育てを危機にさらして何が子育て支援だ。

 いや、あなただって他人事じゃない。明日事故に遭うかもしれない。病気だって、今や2人に1人ががんになる時代だ。明日は我が身なのだ。

 野党やがん患者の会が早急の見直しを求め、政府も検討はしているが、抜本的な解決には程遠い。

 なぜ社会保険から削ろうとするのだ。お金に色はついてない。財布は1つだ。防衛費は6兆円。ここからちょっと持ってくるわけにはいかんのか。石破さんがトランプさんに約束してきた150兆円の投資。それを149兆円にしたらいいんじゃないのか。まあそんな簡単なもんじゃないだろうが。なんかバランス悪いんだよねえ。

 どうもこうやって高額治療に不安を抱かせ、民間のがん保険に誘導しようとしているような、そんなキナ臭さも感じるんだよなあ。

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