何者かが無断でクリームパン訪問販売…「八天堂」も被害か? 状況は「清水屋」に酷似

公開日: 更新日:

 また、その販売方法についても情報が寄せられているという。その方法とは、「リヤカーやスーツケースで、訪問販売しているというお問合せをいただいたことがあります」。となると、上記のネット上の証言と類似していると言えるだろう。なお、日刊ゲンダイは八天堂についての例ではないものの、清水屋の例ながら訪問販売に遭遇したとする人物から証言を得ているが、それはやはりこれらの証言に類似するものだった。

 このほか、同社広報室は「訪問販売については、お客様からのお問合せベースで、実態の現場などの確認はできておりません」と、現場の特定などにも至っていないと説明。また、対策としては「お客様から情報をいただいた際には、HPでの注意喚起文を掲出する対応をしております」という注意文を同社公式サイトに掲載していると明かした。

 今回のような例では、在宅中の家族や職場の同僚がうっかり買ってしまったという証言も散見されるため、家庭内や職場で周知徹底しておいた方が良いだろう。

  ◇  ◇  ◇

 食品をめぐっては、時折、「こんな事件が!」というものが起こる。●関連記事【もっと読む】激辛チップスで14人救急搬送 女子高校生に体調不良続出のナゼ…内科医は「集団ヒステリー」を指摘…では、大量の救急搬送車を出すに至った原因について検証している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    大阪万博会場の“爆発”リスクはやっぱりヤバい…高濃度メタンガス問題に国や府は安全強調も、識者が疑問符

  2. 2

    「いきなり!ステーキ」倒産危機から一転…黒字転換&株主優待復活でも“不透明感”漂うナゼ

  3. 3

    農相が備蓄米の追加放出表明も「中小の米屋には回って来ない」…廃業ラッシュで地域の安定供給が滞る恐れ

  4. 4

    石破首相「トランプ関税」日米交渉へ怪しすぎる本気度…外務省の具申に「アベ案件だろ」と吐き捨て

  5. 5

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  1. 6

    トランプ関税「交渉役」に大抜擢…石破首相の腹心こと赤沢亮正経済再生相の“ホントの実力”

  2. 7

    トランプ大統領「日本でアメ車が売れない」ボヤきのデジャビュ…非課税障壁でっち上げ“市場開放”要求のお門違い

  3. 8

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 9

    中部空港めぐる国交省と採石業者の「官製談合」の裏側…巨額予算69億円消化のプレッシャー

  5. 10

    焼き肉チェーン“冬の時代”に「焼肉きんぐ」が躍進! 今後も1強が続きそうなワケ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」