著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

スノーピーク(下)社の命運がかかった米国でのキャンプ場事業…山井太社長の悲願の行方は

公開日: 更新日:

直営キャンプ場「スノーピーク・ロングビーチ・キャンプフィールド」を開業

 24年7月、米国で悲願としてきた直営キャンプ場「スノーピーク・ロングビーチ・キャンプフィールド」を開業した。米北西部のワシントン州に、同国最長の45キロにわたるロングビーチがあり、キャンプ場は海岸沿いの一角に設けた。敷地面積は9.9万平方メートルと広大だ。

 アウトドア用品やアパレルなどが購入できる直営店や、世界的建築家・隈研吾と共同開発したトレーラーハウス「住箱(じゅうばこ)」を活用した宿泊施設、日本の温泉から着想を得た温浴施設も整備しサウナ、水風呂をも設けた。

 米誌「TIME」の「世界で最も素晴らしい場所」の100カ所に選ばれた。安上がりにキャンプを楽しむというキャンプ文化の米国で、高級イメージのキャンプ場は市民権を得ることができるか。スノーピークの命運がかかる。 =敬称略

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末