新・公明党が自民裏金議員に「けじめ」要求どの口が?衰退の一途でも「やってる感」全開の悪あがき
10日のNHK「日曜討論」に出演した岡本三成政調会長の発言も振るっていた。
国民民主党が要求するガソリン税を一時軽減する「トリガー条項」の凍結解除をめぐり、「私どもも20年以上前から訴えています」とドヤ顔。「自動車関連租税があまりにも複雑すぎるので、簡素化して利用者負担の軽減をしていく。選択肢のひとつがいわゆるトリガー。実現したいと思っています」などとペラペラやっていたが、どの口が言うのか。トリガー解除などをめぐる昨年末の自公国協議を「国民民主党は内閣不信任に賛成した」という理由で自民と足並みをそろえ、ご破算にしたのが公明だ。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう指摘する。
「20年以上も与党でありながら具体化できなかっのですから、無能だと白状しているようなもの。体制一新と『やってる感』で乗り切れると踏んでいるなら甘すぎる。そもそも、公明党は『政治とカネ』と無縁とは言えません。財務副大臣を務めた遠山清彦元衆院議員はコロナ禍の最中に銀座のクラブで遊び、キャバクラ代に政治資金を使っていたことがバレて、あっという間に辞職。間もなくコロナ融資の不正仲介で起訴され、有罪となった。公明党は説明責任を果たすべきでしょう」