8月15日に泣いた人、泣かぬ人
![1945(昭和20)年8月15日。玉音放送で終戦を知り、皇居前広場ではひざまずき頭を下げる人たちの姿があった(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/341/311/812f40aa61755fd124a3a5ccb70ae8c420240607133033883_262_262.jpg)
政治、軍事指導者は、なぜあれほど泣いたのであろうか。かつて私は、戦後40年目の時に「敗戦前後.40年目の検証」という書を刊行したことがある(1985年、朝日新聞社刊)。その中で8月15日には果たして誰が泣いたのだろうか、という一節を設けて、泣く人、泣かぬ人について考えてみたのだ…
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