閣僚が「野党にも配った」と卑しい言い訳…自民党は「商品券、どこが悪い」と居直っている

石破首相の商品券問題は歴代政権にも波及しているが、これは容易に想像できたこと。呆れるのはいまだにてんで悪びれていない感覚だ。「法に触れない」という詭弁を弄し、金権政治を正当化する腐敗政党の正体が改めて露呈している。
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「岸田政権でも首相との会合前に秘書が商品券を持ってきた」
「第2次安倍政権時の首相公邸での会合で商品券が配られていた」
次から次へと、商品券をもらったという証言があふれ出てくる。まさに、自民党内の「言ってはいけない真実」だったのだろう。石破首相をかばうかのように「歴代の首相の慣例」と口にした参院議員が即座に「撤回」させられていたが、やっぱり、慣例だったのだ。
岸田政権時の商品券配布は、20日の朝日新聞によれば、その手法も石破の配り方とまったく同じだ。
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