B級大会で対決 安藤美姫はキム・ヨナを“丸裸”にできるか

公開日: 更新日:

 関心が高いのはこっちかもしれない。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは、いよいよファイナル(12月5日~)を迎える。今年の会場は地元・福岡だが、注目の女子シングルに出場する日本選手は浅田真央(23)1人。それでもトリプルアクセルを決めてのノーミスなら浅田の優勝は堅い。

 東欧のクロアチアでは、GPファイナルと同じ日程でゴールデンスピン杯が行われる。この大会には五輪連覇を狙うキム・ヨナ(23=韓国)が参戦。9月に右足を負傷したキムは2季連続でGPシリーズを欠場。ソチ五輪を最後に引退する。その五輪で、浅田の最大のライバルになるキム・ヨナの今季初戦。日本のフィギュア関係者は、故障の回復具合、新演技の完成度などが気になるところだ。

 ゴールデンスピン杯はGPシリーズより格下のB級国際大会。体調さえ万全ならキム・ヨナがぶっちぎりで勝つだろう。

 ショートプログラム(SP)で披露するミュージカル曲「リトル・ナイト・ミュージック」で2位以下に大差をつければ、フリーでは無理することなく7、8割程度の演技でお茶を濁すことも考えられる。五輪連覇のために選んだフリーの「アディオス・ノニーノ」は、「演技中に一息もつけないほど」(キム)難度の高いプログラムだからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が