先行き見通せず…松山英樹の不安を増幅させる“左手”の具合

公開日: 更新日:

 松山英樹(21)がソニーオープンを欠場した。前日は「(けがは)ほぼ大丈夫」と語り、プロアマ戦に出場したが、その後になって「違和感はあるし、まだ試合は難しい」と出場を見送った。

 昨年11月に左手親指の付け根を痛め、全治2週間と診断。カシオオープンで優勝してからずっと試合に出ていない。すでに1カ月以上経つのに、いまだに完治せず。一体どうなっているのか。

 ケガに悩むゴルファーの体を診る、KIZUカイロプラクティック日本橋ANNEXの近藤信男院長がこう言う。

「症状が回復しないで長引いているのは、これまで左手親指の痛みをカバーしてクラブを握っていたからでしょう。体全体にかなりの負担がかかっている可能性があります。グリップや手の使い方が変われば、力の入り方や入る箇所も変わってきます。その結果、左手親指以外の箇所にも疲労が蓄積し、握力や筋力が落ち、背中や腰にも悪影響があらわれてきます。無理をすればするほど、治りは遅くなります。少なくとも1カ月間はクラブを握らず、じっくり治療に専念しないことには、同じことの繰り返しです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動