松坂、井川の例も…やっぱり心配なマー君「年俸20億円超」契約
レッドソックスと6年総額70億円で契約した松坂大輔(33)も、2ケタ勝ったのは移籍2年目まで。3年目以降は故障続きで、やはり高額年俸が原因で移籍話は立ち消えになった。ヤンキースのイチロー(40)はこのオフ、事実上の戦力外に。いまだにトレードがまとまらないのは、6億5000万円という控え外野手にしては高い年俸のせいでもある。
メジャーのマウンドに立つ前からバカ高い給料を手にすれば選手からもやっかまれる。中でもダルビッシュ有(27)からの風当たりは強くなるに違いない。
ダルは昨年暮れ、テレビ番組に出演。24連勝した田中に関して「みんなマー君を持ち上げ過ぎじゃないかと思いますけどね」「特別成長したとか、ここが変わったとかはないですね。24勝も誰だってできる可能性がある」などと発言。日本球界にいたときからの弟分が、自分が米球界入りした2年前以上に注目され、騒がれていることに複雑な心境なのは間違いない。田中のメジャー移籍が正式決定した暁には“口撃”がさらにヒートアップする可能性もある。
大型契約を結べば、生じる反動も周囲の想像以上にデカい。