「電流マッチ」ターザン後藤 下町スナック「FMW」で活動中
■セット料金3000円で飲み放題
スナック「スーパーFMW茜」は3年前にオープン。昼は団体事務所として利用している。
「ファンとの交流の場が欲しくてつくったんだ。地元はもちろん、全国から来てくれるファンがいて感謝してるよ」
3000円のセット料金でウイスキー&焼酎が飲み放題。カラオケも歌い放題だ。スタッフは演歌歌手の茜ちよみママと団体に所属するニューハーフプロレスラーの鮎川れいな。後藤さんは毎晩8時過ぎに顔を出す。
さて、81年、全日本プロレスでデビューした後藤さんは83年、プロレス大賞新人賞を受賞するなど将来を嘱望され、85年、アメリカへ武者修行に。
「当時、アメリカは景気が悪く、なかなか試合が組めない。で、ジャパニーズレストランで皿洗い、ステーキハウスでシェフをしてチャンスを待った。日本のプロレス雑誌にはターザン後藤はプロレスから足を洗い、皿洗いをしてる、みたいな記事が出たりしてね」
アメリカで悶々としていた89年、大仁田厚に誘われ、FMWの旗揚げに参加。