「電流マッチ」ターザン後藤 下町スナック「FMW」で活動中

公開日: 更新日:

「最初はオレも兄貴の測量会社を手伝いながらリングに上がるなど、苦労が絶えなかったよ」

■「退団理由? 墓場まで持ってくよ」

 それが90年8月、大仁田との「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」で潮目が変わった。
「その年のプロレス大賞年間最高試合賞を受賞してね。プロレス一本で食っていけるようになった」

 当然、ファンは後藤さんと大仁田の関係は盟友、同志とみていた。それだけに、95年、大仁田の引退試合の相手に決まっていた後藤さんが試合1週間前に突然、FMWからの退団を発表したのは驚天動地の出来事だった。

「退団の理由? それは言えない。墓場まで持っていくよ。ただ、現役のプロレスラーの中でFMW魂を継承してるのはオレしかいないと思ってる。でなきゃ、団体名を『スーパーFMW』としないって」

 アメリカ遠征時代、現地の女子プロレス選手と結婚するも、離婚。墨田区八広の一戸建ての借家に一人暮らしだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで