釜本邦茂氏が指摘「積極的にストライカーを養成しなければ」

公開日: 更新日:

 主力抜きのコロンビアに1-4と惨敗し、ブラジルW杯から去った日本。

 コンディション調整の失敗や交代枠を使い切らないザッケローニ監督の采配に批判が集まるが、サッカー元日本代表FWで1968年メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏(70)は、日本代表の最大の課題を、圧倒的なストライカーがいないことだと指摘する。

「日本では、ボール扱いに長たけた子どもがサッカーの上手な子と評価され、ボール回しやドリブルの練習に重きが置かれている傾向がある。これからは積極的にストライカーを養成することが大事だ。ゴールを置いて2対1、3対2でシュートに持ち込む練習などもっとやらないと。いつまでも『ストライカーが出てこないかなあ』ではどうしようもない」

 代表歴代最多の75得点を誇る釜本氏から出た言葉だけに重い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ