日大三はケーキ反省会…甲子園の名将悩ます今どき若者気質

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 青年とも呼べる年齢に中学生の指導経験。これなら昨今の若い部員とのギャップも少ないだろう。

 センバツを制した敦賀気比(福井)。チームを率いるのが、34歳の東哲平監督だ。98年には敦賀気比の4番打者としてセンバツに出場。2011年から母校で指揮を執っている。

 この東監督のモットーは「打てないなら打てるまで、捕れないなら捕れるまでやれ」。一見、スパルタ教育のようだが、巧みに部員同士の競争意識をあおり、元中日のトレーニングコーチが経営するスポーツジムに選手を通わせるなどしている。

 かつて中学硬式野球チームの監督を務めていた経験も一役買っているのだろう。

 しかし、「いまどきの若者」の指導は、多くの監督にとって悩みのタネだ。根性論、精神論が幅を利かせた昔ならいざ知らず、今はそのやり方では誰もついてこない。

「最近の子は知識があるのはいいが、頭でっかちになっている」と嘆く監督は一人や二人じゃない。

 スポーツライターの美山和也氏が言う。

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