ハーラートップの5勝 巨人・高木勇人「天然男」の“裏の顔”
■バカ正直
「昔から素直で“バカ”がつくほど真っすぐ。今は天然とか言われて、いつもヒヤヒヤしてますけど……。グズらないから手がかからない子供でした。どこかへ行っても『これ買って~』と自分から言うことが一度もなかったんです。子供って普通言うでしょ?(笑い)誕生日とクリスマス以外は物を買い与えませんでした」(泰樹さん)
■オムハヤシ
実家の影響もあって趣味は「食べ歩き」。宮崎キャンプでは「プロ野球選手はいろんな所へ行くので、全国のおいしいものが食べられるのが楽しみ」と話していた。
「プロ入りしてから一番うまかったもの? 寮のご飯です。これが全部おいしいんですよ。オムハヤシとか……。プロに入って一番驚いたのはこれなんです」(高木勇)
■同僚になったライバル
海星のエースだった高校時代、3年夏の三重大会準決勝で、こちらもエースで現巨人の中井を擁する宇治山田商と激突。高木勇は3番の中井に4安打され1-6で敗退。この試合で登板しなかった高卒8年目の中井は当時の高木勇の印象を「今よりは球が速くなくて142キロほど。変化球もスライダーだけ。そこまで難敵だったイメージはありません。ボクも投手だったので、あの頃はボクの方が上だと思っていました」と笑う。