スポーツ紙にも見放され始めた男子メジャー大会の絶体絶命
人気がなければ、メディアも取り上げない。昨年までは平均して60~70人だった報道陣が、今年は40~50人まで減少。初日からメディアルームは空席が目立った。
「スポーツ紙のカメラマンの人数が極端に減ったのです。スポーツ新聞5紙のうち、2、3社しか来ていないなんてことも珍しくありません。スター選手も話題もないから読者の関心も低い。取り上げるスペースもおのずと小さくなるから、カメラマンをわざわざ出す必要はないということです。外国人プロが優勝したら写真を使わないので、出張経費がムダになるだけ。通信社が配信する写真で十分ということです。東京中日スポーツのように、昨年からカメラマンが取材に行くのは女子だけで、男子の取材には行かなくなったところもあります」(スポーツ紙カメラマン)
視聴者、ギャラリー、そしてメディアにも見放され、お先真っ暗である。