早実の怪物1年生・清宮に「負けたら即コンバート」構想

公開日: 更新日:

■プロ入り後苦労しないために

 入学以来、「3番・一塁」が定位置。春は背番号「19」だったが、夏は正一塁手を意味する「3」をゲットした。ただ、夏が終わり、現在の3年生が抜けた後には「守備位置をコンバートする可能性が高い」と早実OBがこう言った。

「入学前から『将来の夢はメジャーリーガー』と公言。メジャーは先の話でも、和泉監督はプロ入りを前提として守備位置を三塁か外野へ転向させる意向があるんです。プロの一塁は主に外国人選手の定位置だから、一塁しか守れないと苦労するからです。5月の新潟・上越の招待親善試合で三塁を守るなど、すでにテストは行っている。世界一になったリトルリーグ時代は剛速球投手としても名を売った。本人も肩には相当自信を持っていてハンドリングも柔らかい。3年生が抜けた今秋の大会から、高校時代の松井秀喜のように背番号『5』で『4番・三塁』になっているでしょう」

 まだ1年生ということもあり、和泉監督は今夏は主に一塁で打撃に専念させる構え。夏が終わった瞬間、怪物ルーキーは「ホットコーナー」を守ることになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”