琴奨菊で注目 アスリート夫人なぜ“マネジャー化”するのか

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 スポーツ関連の著書が多いノンフィクション作家の織田淳太郎氏が言う。

「昔から力士や野球選手は年上の女性と結婚する傾向にあった。ボクシング元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎もそうです。年上女房は、飲む、打つ、買うを黙認し、夫を管理するよりはすべてを包み込むというイメージがあるし、実際そうでした。今はあらゆる情報が瞬時に入る時代です。男子テニスの王者・ジョコビッチが食事で肉体改造に成功したが、専門的な知識のない人でも、毎日の食事が競技成績に直結することは知っている。例えば、自分に知識がなければ契約トレーナーや栄養管理士と携帯などで情報を共有すればアドバイスをもらうこともできる。いずれにしても、自分も何かしらの形で夫をサポートしたいのでしょう。世間から『あの女と結婚してダンナはダメになった』と言われたくないでしょうし、そもそも有名人と結婚する女性は上昇志向が強い人が多いですから」

 浮気を見過ごしてくれるだけの妻は時代遅れなのだ。

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