G内海が炎上6失点…由伸監督の信頼グラリでローテ落ち危機

公開日: 更新日:

 巨人内海哲也(33)が炎上した。

 6日、阪神との試合でオープン戦初先発。三回にゴメスの中前適時打で同点に追いつかれると、四回は先頭の狩野から6連打を浴びるなど5失点のメッタ打ち。4回10安打6失点でマウンドを降りた。

 前回より直球の球速が130キロ台後半に上がったことで「(球威を)過信してしまった。コースを狙っていかないと。(次は)細かい制球を意識していきたい」と反省した内海はそれでも、「前回よりは良かった。段階は踏めている」と気丈だった。

 開幕ローテーションは、菅野、ポレダ、高木勇、桜井の4人が内定。あと2枠を争う立場ながら、5番目は内海が濃厚とみられていた。高橋由伸監督(40)は就任以来、期待する投手として「菅野、内海が中心にならないと強いチームはつくれない」と繰り返してきた。

「由伸監督にとって昨季わずか2勝の内海は特別な投手。原前監督に叱咤激励されながら、11、12年と2年連続で最多勝を獲得し、エースと呼ばれるまでに成長した姿を間近で見てきた、いわば“盟友”です。由伸監督は『若手に(レギュラーを)与えることはしない』が口癖で『全員が横一線ではない』との持論もある。先発枠やレギュラー争いに、これまでの実績や経験が多少なりとも考慮されるという意味。この日好投すれば、監督から『内定』のお墨付きが出たかもしれなかった。でも、このKO劇でローテ入りから後退させざるを得ない。若手への示しがつきませんから」(球団関係者)

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